2007.04.04 Wednesday
アーティストは短命なもの?
美術館めぐりをしていると、最近、つい気になるのが作者の没年齢なんです。
若くしてなくなった作者の作品を見ていると、
短い期間にめまぐるしく作風が変わって行くのがわかります。
ああ、この方は生き急いでいたんだろうな。。。
作品に如実に表れますね。
若くして亡くなった方の作品は力強くて目を引きますが、
私が好きなのは、いつもとっても長生きした方のほう。
今、皇居の脇の、近代美術館の常設展示室内で行われている小さな特集に、
畦地梅太郎さんの版画があります。
梅太郎さんは97歳まで生きたそう。
ちょっとウイットが効いてるけど、穏やかな絵柄が大好きです。
この近代美術館、現在メインの企画展は 靉光展
39歳でなくなった短命な作者さんの作品展です。
この方の作品は力強い作風で強く人の心を引くよう。
あなたはどちらが好きですか?
私自身もきっとのんびり系なんだろうな・・・