JUGEMテーマ:音楽
踊りバック火曜クラス、
ちょっと前にソレア・デ・カディスが終って、
今はアレグリアス・デ・カディスと格闘中。
はい、カディスしばりでございます。笑
ソレア・デ・カディスが終ったと言っても、
憶えることが終ったという意味なので、
復習タイムでは、みなさんこぞって
ソレア・デ・カディスをリクエスト。
そこまで難易度が高いカンテではないので、
メロディ、歌詞など基本的なことに問題はないのですが、
どう歌いこなすのかが現在の課題。
ここが、カンテ勉強で一番楽しいところです♪
生徒さん達、こういう雰囲気を出したいとか、
ここを強調したいとか色々あるんですけど、
実はその前にやらなければいけない大事な事を忘れがち。
その大事なこととは・・・
☆そのカンテを自分の中で音楽にすること。☆
この音楽にするって作業、
あまり知られていないようなんですよね。
ただの♪の羅列ではなく、
メロディに命を吹きこむ、そんな楽しい時間。
ちゃんと音楽になっていないカンテって、
コンパスに乗せたとき、たどたどしくなったり、
表現が伸び悩んでしまったりしちゃいます。
そして、何より歌ってて楽しくありませんよね。
では、メロディに命を吹き込むのって、
どうやったらいいんでしょう???
メロディに命を吹き込む時に大事なことは、
リズムを忘れて、のんびりマイペースで歌うこと。
このリズムを忘れるってこと、
一般の音楽ではそんなに気にしなくてもいいんですけど、
カンテにはとっても大事な方法なんです。
なぜなら、カンテには元になった歌と言うのがあります。
その元になった歌は、もちろんフラメンコではないので、
現在そのカンテで使われているリズムではありません。
たとえば、ソレアなら、元の歌のリズムは3拍子。
それがフラメンコになって、
現在の12拍子に変化したんですっていうか、
変化させたんですよね。
もともとのシンプルな3拍子を12拍子にかえたことで、
カンテはずっと魅力的になったけど、
その分、難易度もずーっと上がってしまいました。
そんな難しいリズムに乗せながら、
カンテの複雑なメロディを自分の中で音楽にするのは、
やっぱりものすごーく難しいので、
まずは音楽にしてしまいましょう。
そして、それからリズムに乗せるのが正攻法なんです。
今までに覚えたカンテが、
なかなか自分のものにならないなんてお悩みのあなた。
まずはリズムを無視して、自分の中で♪の羅列を、
ちゃんと音楽にすることを優先してみてください。
ちゃんと音楽になってからリズムに乗せると、あら不思議♪
あんなに大変だったはずの<コンパスに乗せる>ってことも
簡単にできちゃったりするんですよ。
東京フラメンコ理論オープンクラス<ソレアについて>
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