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フラメンコ歌手(カンテを歌うカンタオーラ)ナランヒータの
スペインと日本行ったり来たり。
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結局、カンテとギターの関係って?
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    JUGEMテーマ:音楽

     

    アレグリアスのリズムについてお話ししてきたんですが、

     

    その1 その2 その3 その4 その5 ←こちらからどうぞ。

     

    ギターはカンテを聞いて、合いの手のように弾くと書いたり、

    前回はカンテがリズムを動かしても、ギターはついて来ない、

    なんて言ったりと、矛盾していると感じた方も、

    いらっしゃるかもしれませんね。

     

    それで、今日はその理由を説明したいと思います。

     

    実は、、、

     

    カンテのそれぞれのメロディには、

    ギターさんに<合図になっている音>と<その他の音>がある。

     

    です。

     

    聞いてみると、理由は簡単でしたね。

     

    たとえば、ゆっくりとしたカンテの場合、

    ギターさんは<合図になっている音>が来ると じゃん 

    とギターを弾くことになっています。

     

    その<合図になっている音>がくるまでは、

    歌い手がどんなにころころこぶしを効かせても、

    あーーーーーー ッと1つの音を伸ばしても、

    ギターさんは何も弾かずにじーっと待つことになっています。

     

    そして、歌い手がその<合図になっている音>を歌ったら、

    おもむろに じゃん って弾いているんです。

     

     

    速いカンテの場合は、

    <合図になっている音>を歌い手が歌うタイミングを、

    ギターさんが注意深く聞いていて、

    <合図になっている音>と次の<合図になっている音>の

    間の時間が短くなっていれば、スピードがあがっていると判断、

    どんなに速く歌っているようでも、

    <合図になっている音>同士のの間の時間に変化がなければ、

    スピードは変っていないと判断して弾いています。

     

     

    と言う訳で、カンテ修行にも、カンテ伴奏修行にも、

    大事なのは<合図になっている音>を覚える事。

     

    歌い手は<合図になっている音>の音程を正確にださないと、

    ギターさんがそれが<合図になっている音>なのか、

    <その他の音>なのかの区別がつかなくなっちゃいますよね。

     

     

    留学当時、母校(セビリアのフラメンコ芸術学院)で、

    カンテのレッスンが休講になった時や、

    もともと空き時間でレッスンがない時は、

    ギタープロコース(現在は一般クラスのみです)の、

    カンテ伴奏クラスによく遊びに行っていました。

     

    一番多く行ったのはマノロ・フランコのクラス。

     

    彼が丁寧に生徒達にその<合図になっている音>の、

    聞き分け方を説明しているのを、毎回耳にしました。

     

    最初、お手本カンテさん(毎時間プロのカンテさんが参加)が、

    わかりやすいようにゆっくりゆっくり歌うカンテに、

    先生のマノロ・フランコが、

    ”ここ” じゃーん

    ”ここ、わかりにくいからよく気を付けてね。” じゃん

    みたいな感じで解説しながら実際に弾いて見せて、

    その後、生徒達がひとりずつ普通の速さで伴奏をします。

     

    生徒達もいちおうプロのギタリストですから、

    <合図になっている音>は把握しているはずなんですけど、

    勘違いがあったり、すべては拾い切れていなかったりと、

    それぞれ伴奏しては、マノロの指導が入るんです。

     

    ”こんなレッスンつまらないでしょ? バルに行こうよ。”

     

    カンテのクラスメイト達はそういうのですが、

    私はこのレッスンが大好きでした。

     

    というのも、自分が歌う場合の為にも、

    <合図になっている音>がちゃんと把握できているかどうか、

    確認することが出来るし、

    ちゃんと<合図になっている音>が拾われて じゃん が

    入るのが、とっても気持ちよかったんです。

     

    でも、当時はまさかそのレッスンに参加したことが、

    カンテの生徒指導にこんなに役に立つとは、

    夢にも思ってなかったんですよね。

     

     

    フラメンコは即興性の高い音楽です。

     

    カンテもその日に観客に合わせ、雰囲気に合わせ、

    さまざまなアレンジを即興的に加えるのが当たり前。

     

    そんな即興性の高いカンテに伴奏を弾くには、

    カンテとギターの共通認識である<合図になっている音>が

    とっても重要なんですよ♪

     

     

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