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フラメンコ歌手(カンテを歌うカンタオーラ)ナランヒータの
スペインと日本行ったり来たり。
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カンテは一人で立つ歌だから。
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    JUGEMテーマ:音楽

     

    先日のブログで、

    当教室では、生徒さんがベテランになると、

    レッスンの歌の順番を生徒さん自身が決めます。

     

    っと書きました。

     

    もしかして、先生のお仕事放棄?って

    思われちゃったかもしれませんね。

     

    でも、実はこれこそが当カンテレッスンの肝なんです。

     

     

    なぜかというと・・・

     

    他のジャンルの歌は、基本的にまず伴奏があって、

    そこに歌を合わせるっていうか、乗せる?

    感じで歌うと思います。

     

    もうスピードも雰囲気もなにもかも決まっていて、

    そこに歌を合わせるだけ。

    音楽性を決めるのは、楽器の人だったり、

    そのバンドのボスだったりと、

    歌手自身ではないことも多いんですよね。

     

    もちろんシンガーソングライターって言われる人たちは、

    最初っから全部自分で決めて、バンドを率いますけど、

    カンテ練習生はそういうのやったことないと思います。

     

    なので、カンテのレッスンでも、

    先生の決めた曲を、

    先生の言うように、

    先生の伴奏に合わせて歌う。

     

    なんてなっちゃってることが多いような。

     

     

    でも、フラメンコはすでに存在するメロディを歌ってはいても、

    音楽性を決めるのは<歌い手>です。

     

    スピードも雰囲気も、基本的にすべて歌い手が決め、

    それを伴奏者に伝えて、伴奏者が具現化します。

     

    スピードや雰囲気もですよ♪

     

    それぞれのカンテには、

    一応それらしさっていうのはあるのですが、

    メロディさえ正しければ、

    それらしさは歌い手が変えてもいいもの。

     

     

    <早いシギリージャだって、

    <ゆっくりのブレリアだって、

    <元気なソレアだって、

    <しおしおのガロテインだって、

    歌い手がそう歌いたければそれでいいんです。

     

    はい、一番大事なのは、歌い手がそう歌いたいってこと。

     

    つまり、フラメンコ歌手自身の<こう表現したい>が

    一番大事なんです。

     

     

    私も以前は、発表会の前になると、

    突然生徒に”どう歌いたいですか?”って

    聞いていたんですが、

    今まで、ただ合わせる事しかしてこなかった生徒達は、

    自分自身の好みもなにもなくて、

    ただどう歌ったらいいかを私に聞くばかり。

     

    私はかなりとほほな気持ちになりました。

     

    そこで、生徒の自主性を育てるようなレッスンを

    考えるようになったんです。

     

     

    たとえば・・・

    カンテの上達にも、

    自分がどこまで出来ているかを自分で判断すること

    が重要なんですが、

    ”今歌ってみて、実際どうでしたか?”って聞いても、

    ”先生、聞いてくださってどうですか?”

    なんて言いだす始末で・・・

     

    もちろん、最終的には私が聞いて判断はします。

     

    でも、私の判断を仰ぐ前に、

    まず自分で出来ているかどうかを判断しないとダメです。

     

    カンテを学び始めたばかりの人は、当然判断も稚拙。

    そんな事は私もわかっています。

     

    大事なことは、<誰かが出した正しい判断>ではなくて、

    生徒自身が<間違ってても自分で判断をする>ということ。

     

    最初の頃は判断も当然的外れに決まってます。

     

    でも、的外れでも判断をしてみるという経験が、

    その生徒の音楽性をものすごいいきおいで高めるんです。

     

    <なるほど、そういう判断をしたんですね。

    <よく頑張りましたね。

    <じゃあ、たとえばこういう風にも考えてみてください。

     

    こんな感じで、判断力を養うレッスンを心がけています。

     

     

    あの・・・

    ひとつ聞いて頂きたいんですけど、

    指導者として、どっちが楽だと思います?

     

    (1)こう歌え、こうだ、ああだ、と

       指導者が全部決めて行うレッスンと、

     

    (2)生徒の自主性を重んじて、

       生徒自身の判断を常に確認するレッスンでは?

     

    もう言わなくてもわかりますよね。

    (1)の方が100万倍楽ですよ。

     

    でも、それじゃあ生徒は育たないんです。

     

    しんどくても、めんどくさくても、

    拒絶されたとしても、

    私は生徒に尋ね続けます。

     

    ”今日は何を歌いたいですか?”

     

    ”今歌った自分のカンテはどんなですか?”

     

    ”このカンテを、これからどうしたいですか?”

     

    ”今後上達したいポイントはなんですか?”

     

    ”なにか学びたいことはありますか?”

     

    スペインの師匠達、

    ホセ・デ・ラ・トマサが、

    カリスト・サンチェスが、

    そして、ナランヒート・デ・トリアーナが、

    私達に毎日聞いてくれたように。

     

     

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    | フラメンコのこつ | 05:42 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事