JUGEMテーマ:音楽
もうすぐ発表会、本番に向けた指導が佳境の当教室です。
わりと新人のある生徒さん、
なぜか課題曲を小さめの声で歌っています。
カンテには色々な歌い方があるとはいえ、
やっぱりしっかり声を出さないと、なんか淋しい印象に。
”もうちょっと大きな声で、しっかり歌って下さい。”
そうお願いしてみたら、
”大きい声で歌うと音程が不安定になるので、
小さい声で歌うようにしているんです。”
あらーーーーーー・・・
そうだったんですね。
これは大きな勘違いですね、しっかり説明せねば。
どんな方でもそうなんですが、
小さい声で軽く歌うと音程は安定するものです。
でも、小さい軽い声ではフラメンコになりませんよね。
カンテはやっぱりある程度大きい声でバーンと歌わないと。
もともと声が小さい方の場合はまだいいんですけど、
大きな声が出る方が、声を控えて歌ってしまうと、
本当にしょぼしょぼしたカンテになっちゃいます。
でも、この方みたいに大きな声で歌うと音程が不安定になる場合、
どうしたらいいんでしょ?
答えは簡単です。
ばんばん大きい声で歌って練習して、
大きい声でも音程が安定するようにするだけ。
その為には、とにかく大きい声でひたすら歌う事ですね。
特に音程がはずれてしまう箇所は、
何度も何度もしっかり声を出して練習してください。
実は、練習して練習して喉が慣れてくると、
音程もあってくるもんなんですよ。
最近、カンテの練習をすると、
声帯全体がまんべんなくストレッチしたような感じがして、
じんわり汗も出るって仰るこの生徒さん。
おっ♪ わかって来ているんじゃないんですか?
もともと歌が大好きなんですもん、
コツさえつかめばカンテだってばっちりのはずです。
しばらくの間ですから、オンチな自分と付き合って、
早く大声で歌う事に慣れて下さいね。
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