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フラメンコ歌手(カンテを歌うカンタオーラ)ナランヒータの
スペインと日本行ったり来たり。
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ボイトレ指導者の役割
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    JUGEMテーマ:音楽

     

    当教室はカンテ教室ですから、

    カンテだけお教えしていればいいんですけど、
    でも、生徒さんが<こう歌いたい>ってせっかく思っても、
    必要な声がでなかったら、、、残念ですよね。

     

    私の出身校でもあるセビリアのフラメンコ芸術学院では、
    当時カンテのクラスの生徒は、
    毎日のボイストレーニングレッスン2時間が義務付けられていました。

     

    という訳で、当レッスン内でもちょこちょこボイトレを行っています。

    で、、、、

     

    ここでとっても大事なことを知っておいて欲しいんです。

    ボイトレって、なんでしょ???

     

    ボイトレはいい声が出るようになる発声練習。

     

    。。。なんですが、

    歌う本人が欲しい声を出すお手伝いをするのが指導者です。

     

    どのジャンルの歌でも同じ指導ではありませんし、
    <生徒一人一人に合わせた指導>をすることが一番大事。

     

     

    じゃあ、生徒に合わせた指導って???

     

    たとえば、高い声に自信がない生徒さんの場合です。

    当教室でも、2人の生徒さんが高い声にお悩みを抱えていました。
    でも、2人の状態はぜんぜん違っていたんです。


    生徒さんA:高い声は出にくいけど、

        取りあえず無理やり出している。
        出にくいので叫んだり、喉に力を入れて出しているけど、
        声がかすれたり、音程が届かなかったりしている。

     

    生徒さんB:高い声は出にくいので、あまり出さないようにしている。
        しかたなく出すときもなるべく小さな声でそっと出す。
        本当は力強い高い声で歌いたい。

        ね?ぜんぜん違うと思いません?


    この二人に同じ指導をしてしまったら、
    効果があがらないばかりか大変なことになってしまいます。

     

    まず、Aさんには、しばらく高い声を出さないように指導しました。
    というのも、たぶん、Aさんの声帯やその周りには
    小さな傷がいっぱい出来ていると思ったからです。

    無理やり声を出そうと力んだり叫んだりすると、
    やわらかい粘膜でできている声帯には、かすり傷が出来てしまいます。

     

    普通は少し時間がたつと自然と治るんですけど、
    まだ傷が治っていないところに、次々と傷を作ってしまうと、
    声帯自体が固くなって声がしゃがれたり、

    ポリープが出来たりしちゃうんです。

     

    声帯の回復を待ちながら、楽に出る低い音を丁寧に練習して、
    無理やり声を出す癖をやめるように持って行って、
    少しずつ歌い方を変えてもらいました。

     

    実際には、声帯がもとに戻るまでに3か月、

    その後のトレーニングにもう3か月。
    計6か月くらいで高い声も無理なく出るようになりましたね。


    次にBさんですが、
    Bさんは注意深く歌っているので、

    声帯自体は健康で綺麗だと思います。
    でも、実際に高い音域で大きな声を出してはいないので、
    どこまで出て、出した時はどうなるのかはわかりません。

     

    そこで、恐怖心を抑えて、

    とりあえず高い大きい声を出してみるように指導します。

     

    無理をし過ぎれば傷ができる危険性がありますが、
    健康な声帯なら、少々の傷が出来てもすぐに治るので問題はないんです。
    ただ、やりすぎは危険ですので、

    注意深く観察しながらの指導になります。

     

    実は、私はBさんはもう高い強い声が出ると思っているんです。
    当教室には数年いらっしゃいますし、

    低い音域の声はかなり充実してきました。
    これって声帯が柔軟に動くようになっている証拠なんです。


    もちろん、Aさん、Bさん、

    ともに経過を丁寧に見ないといけないですね、
    他に原因が隠れている場合もありますし。


    ボイトレ本などもいっぱい出ていますが、指導者を持つ必要性は、
    この<見極め>にあるんです。

     

     

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    | フラメンコのこつ | 20:13 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事