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フラメンコ歌手(カンテを歌うカンタオーラ)ナランヒータの
スペインと日本行ったり来たり。
私の夢はあなたのピアノで歌う事です。
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    JUGEMテーマ:音楽

     

    セビリアの中心、旧王宮のお庭だったアルカサル会場に、

    ピアニスト、ドランテのコンサートに行ってきました。

     

    お外です・・・

    今夜は冷えそうです・・・

    カーディガンにジャケットを着こみ完全防備の私。

    地元民のお嬢さんたちは背中もお腹も丸出しです。

     

    風邪ひくぞおおおおお。

     

     

    という訳で、ドランテです。

     

    私のフラメンコ感を大きく変えてくれた、

    大好きなピアニストさんです。

     

    かっこいいです。

     

    世界に思いっきり通用します。

     

    パコデルシアがフラメンコギターで世界中で愛されたように、

    ドランテはジャンルを超え、世界中のピアニストにとって、

    あこがれの存在になって行くでしょう。

    って、すでになりはじめているんでしたね。

     

    ピアノを仕事にしている日本人の友人たちにも、

    (無理やりCDを押し付けて)ドランテを紹介したんですが、

    みんな目を輝かせて、ものすごく興奮していました。

     

    ”これがフラメンコなのおおお???? かっこいい!”

     

    ”弾いてみたいけど、、、、難しそう。譜面ある?”

     

    そんな感想を聴いて、しめしめと思う私。

     

    だって、フラメンコは音楽としてダサいと思っている日本人、

    とくにミュージシャンが多いんですもん。

     

    ”フラメンコは音楽としてとってもレベルが高くて、

     そして、とってもかっこいいんですよ。”

     

     

    さて、今夜のコンサートについですが・・・

     

    コンサートのタイトルは”GITANOS DEL MEDITERANEO”

    訳すと、地中海のヒターノ達(ジプシー、ロマ族)です。

     

    今までのドランテのコンサートに比べて、

    なんともすっきりとしたメンバー構成でした。

     

    フラメンコからは、ドランテとパーカッションの計2人、

    ゲストにトルコのミュージシャンが3人、以上。

    (トルコの3人もヒターノだそうです。

     それで、地中海のヒターノ達となったんですね。)

     

    カンテもいなけりゃ、コーラスもなし、

    パルマもベースもバイオリンもなんにもいません。

     

    歌は、トルコの3人のうちの1人がたまにちょっと、

    トルコの歌を歌うだけ。

     

    トルコの3人が担当するのは、

    ひとりがハワイのスチールピアノみたいな楽器で、

    たまに歌う二胡みたいな楽器の人がいて、

    最後のひとりが長い縦笛、以上です。

     

    最初は、トルコらしい曲を3人が演奏し、

    そこにドランテ達が加わっていたんですが、

    そのうち、ドランテの有名なオリジナル曲に、

    トルコの3人がふわっと参加し始めたんです。

     

    ドランテのブレリア、、、、知ってます???

     

    超難しいんですよ、特にリズム。

     

    3連のシンコペーションを多用しながらも、

    もともとのブレリアのリズムをキープすることで、

    独特のグルーブ感を醸し出しています。

     

    それをいとも簡単に、にこにことこなす3人。

    すごすぎいいいいいいいいい!!!

     

    さーすが、ドランテが他にはなにもいらない、

    と思っただけことはありますね。

     

    観客も、しつっこくアンコールを要求し、

    そのたびに嬉しそうに演奏するトルコの3人。

     

    やっぱ、すごいアーティストってなんでもできるのね!

     

    あー、早く次のCDでないかな???

     

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    | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 00:51 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
    セビージャ、オーガニックパン事情
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      JUGEMテーマ:グルメ

       

      セビージャゆるゆるオーガニック生活、順調に続行中です。

       

      写真のパンは、近所のオーガニックパン屋さんでみつけた、

      米粉パンかぼちゃの種入りです。

       

      写真だと結構大きそうですが、長さ20cmもないかも、

      添加物を一切使っていないので日持ちがしないのですが、

      丁度一人で2日間で食べきれる大きさです。

       

      ところでこのお店、

      オーナーのお姉さんが一人で切り盛りしているんですけど、

      パンを切ってと頼むとかならずこの状態に。

       

      下の方をくっつけておくのは、決まりなのでしょうか?

       

      パン屋を開いてちょうど1年だとのことなんですが、

      実はパンは売っているだけで作れないんだそう。

       

      ご本人の手作りなのは、

      店内に併設されたカフェで食べられるジャムだけなんですって。

      で、早速試したいちじくのジャムはとっても自然なお味でした。

       

      パンは、米粉の他にキヌア入りやライ麦パン、

      無農薬全粒粉の小麦のパン、後、辞書にも載っていない

      謎の材料のパンなどなど豊富に揃っています。

      他にはアレルギー対応の卵抜きお菓子、乳製品抜きお菓子などなど、

      どのお客さんも、目的の商品をピンポイントで買っていきます。

       

      お店にはパンの他にグルテンの入っていないパスタとか、

      農家の手作りのガスパチョなどの野菜料理の瓶詰もあって、

      これは私も大のお気に入りです。

      それから、各種ハーブティ、お豆類、なぜか小豆なんかも置いています。

       

      そうそう、小豆ってスペイン語でもAZUKIって言うらしいです。

      デパートの食料品売り場でも、小豆は健康食品コーナーに、

      ごく普通に並んでいました。

       

      パン屋のお姉さん、小豆をよく食べると言うので、

      どうやって煮ているのか聞いたら、、、、びっくり。

       

      一晩水につけて、翌朝、その水のまま煮て、

      砂糖とオリーブオイルとレモン汁を入れて・・・

       

      やーーめーーーてーーー、思わず叫ぶ私。

       

      翌日、ネットで京都の和菓子屋さんが公開していた、

      美味しいあんこの煮方を伝えました。

       

      だって、最初に何回か煮こぼさないと、

      雑味が残っちゃいますもんね。

       

      それに、オリーブオイルとレモン汁は!!!

       

      びっくりしているとスペインでは手作りジャムに、

      日持ちをよくする為に入れるのは普通なんだそう。

      その分、お砂糖を減らせるんですって。

       

      京都式、上手にできたら、お店のカフェで提供するそうです。

       

      トーストにバターを塗ってあんこを載せる、

      名古屋式の食べ方も美味しいと薦めておきました。

       

      パリであんぱんが流行って、もはや定番だと聞きます。

      セビージャであんトーストが流行る日も近いかも?

       

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      | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 00:04 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
      3代目は17歳
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        JUGEMテーマ:音楽

         

        セビージャの中でも、特に古い教会が集まった道サンルイスの

        ひときわ豪華絢爛な教会San Luis de los Francesesに、

        マリア・テレモトのカンテコンサートに行ってきました。

         

        こちらの教会、前を通ったことはあったのですが入るのは初めて。

        17世紀に作られたらしいのですが、中はこんな感じ。

         

         

        強烈に豪華です。今まで行った教会の中でもトップ3に入るかも。

        コンサートを待つ観客たちも、みんな何枚も写真を撮っていました。

         

        そんな中、へレスのカンテの名家、テレモト家の3代目、

        マリア・テレモト17歳のコンサートが開かれたんです。

         

         

        マリアは、日本でも人気があるへレスの大カンタオール、

        テレモト・デ・へレスの孫で、フェルナンド・テレモトの娘です。

         

         

        こちらがおじいちゃま、わずか47歳で脳の病気で亡くなったそう。

        その時、息子のフェルナンドは12歳、カンテの勉強を積んで、

        デビューは20歳の時でした。

         

         

        お父様と本当にそっくりな歌声で人気を博したのですが、

        なんとわずか40歳で、やはり脳の病気で他界してしまいました。

         

        この映像は、今回のマリアのコンサートの最後に歌われた歌を

        当時、お父さんのフェルナンド・テレモトが歌っているもの。

        それまで気丈に今夜の主役の役目を務めていたマリアが、

        はじめて17歳の女の子らしい涙をみせたのは、

        この歌を歌う前にお父さんの話をした時でした。

         

        お父様が亡くなった時のマリアも11歳。

        なにか因縁めいたものを感じざるを得ません。

         

        わずか17歳で、ビエナルでソロコンサートを開くこと、

        一体どれだけのプレッシャーでしょうか。

         

        まだまだ技術には稚拙なところがあるかもしれませんが、

        2代目、3代目にありがちな、姫感、女王様感は全くなく、

        とにかく一生懸命必死で頑張る姿には、好感が持てました。

         

        お父様譲りの強い声と、彼女自身の武器である魅力的な踊りで、

        観客を十分に魅了していましたから。

         

        今後、よい師匠に恵まれ、丁寧に勉強を続け、

        素晴らしい歌手に成長することを私も楽しみにしています。

         

        (便宜上マリアを3代目と書きましたが、実際テレモト家には、

         テレモト・デ・へレス以前にもフラメンコ歌手がいたようです。)

         

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        | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 00:08 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
        アントニオ・モリーナと名乗る日も近い?
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          JUGEMテーマ:音楽

           

          テアトロ・セントラルに踊り手チョロの公演に行ってきました。

           

          公演名は "BAYLES DE JITANOS"  ヒターノの踊り。

          これは18世紀につくられた戯曲のタイトルのようで、

          今回はそれをチョロとヘマ・モネオが踊り、3人のカンテが歌って、

          物語を進めるようです。

           

          上の映像は今回の公演のプロモーションビデオです。

           

          ちなみに、演出・振付を、先日自らの公演を終えたばかりの

          Estévez / Paños が担当しています。

           

          ちなみにのちなみに、Estévez は昨日発表になったんですが、

          次のアンダルシア舞踊団の監督への就任が決まっています。

           

          監督という事は、振付にとどまらず、

          演出その他の総監督になるってこと。

          まだ30代なのに、すごおおおい♪

           

          アンダルシア舞踊団も、なかなか洒落た人選をしますね。

          次の舞台、もし彼の演出ならチケット買いますよ。

           

           

          さて、本日の主役チョロ君は、たびたび私のブログにも登場する、

          踊り手としては数少ない古くからの友人です。

           

          知り合ったころはまだ10代で、おっちょこちょいで、

          甘えん坊な性格から、みんなのいじられ役でした。

           

          ま、わかりやすく言うと のび太 ですね。

           

          ただ、のび太君がけん玉にすごい才能があるように、

          チョロには当時から圧倒的な踊りの才能がありました。

           

          なのに、大きなコンクールの時に限って、

          調子に乗りすぎてこけたり、振りが飛んじゃったりと、

          なかなか賞がとれず、私達もやきもきしたものです。

           

          そんなチョロも30代。

          ちゃんと賞もとったし、

          今では人の振付もきちんと覚えられるようになりました。

           

          って、当時はバイレの試験の本番に振りを忘れて、

          1人だけぜんぜん違う踊りをしたりしていたんですよね。

           

           

          今日、ちょっと早めに劇場について、プログラムを読んでいたら、

          フラメンコ芸術学院の当時の秘書さんに見つかってしまい、

          そして、彼女に連れられ関係者向けのおつまみが並ぶテーブルへ。

           

          シャンパンなども豊富に用意されていたのですが、

          周りは有名なテレビ局のお偉いさんとか、

          海外のイベント招致会社の会長さんとか、

          偉くて、大人な人ばっかりで、、、、、なんか恐縮します。

           

          そんな人達の中心には、

          クリスチーナ・ヘーレン財団のクリスチーナご本人が、

          自らみなさんを接待していました。

           

          クリスチーナもこうして卒業生たちの活躍が、

          嬉しくてしょうがない様子。

           

          私の日本での活動もいろいろ聞かれたんですが・・・

          生徒がどんどん育っていると話しておきましたので、

          生徒のみなさん、嘘にならないようよろしくお願いしますね。

           

          そうそう、テレビ局のお偉いさんに、

          ”日本人にカンテってなに教えてるの?セビジャーナスとか?”

          と聞かれたので、

          ”シギリージャとかマラゲーニャ、カルタヘネラです。”

          とちょっとキレ気味に答えておきました。

           

          日本人なめんなよーーー!!! ってね♪

           

          横でクリスチーナが ”マヌエラはカンテ本当に上手なのよ。”

          って何度も何度もフォローしてくれましたが・・・汗。

           

           

          で、肝心の公演なんですが、

          いかにもヒターノな踊りのチョロが、Estévez / Pañosの振付で、

          ちょうどいい頃合いになっていました。

           

          ちょうどいいとは、つまり、

          ヒターノらしい力強いサパティアードがチョロの持ち味なんですが、

          1時間半ほどの公演を、ずっとバタバタしていては、

          見ている方も、踊る方も疲れ果ててしまいます。

           

          ですから、音楽を聞かせる部分があったり、

          演劇的要素があったり、共演者がメインの部分があったり、

          そういう部分を盛り込みながら、チョロの持ち味を際立たせる、

          そんな演出が必要なんですよね。

           

          チョロも30過ぎて自分のグループを率いるようになっても、

          こうして振付家の振りを学ぶことで、より実力をアップできますし。

           

          早々に売り切れたこの公演、観客も大満足だったようで、

          私のとなりのとなりに座っていたファルキートも、

          しきりにハレオをかけていました。

           

          最後に、おまけとしてビセンテアミーゴの公演で、

          ゲストとして踊るチョロの映像をつけます。

           

          実は、先日のビセンテアミーゴのコンサートにも、

          チョロはゲストとして踊ったんです。

           

          今回の公演より、もっと素直にチョロらしい踊りで、

          1曲だけのゲストなら、力強さ優先でもOKですね。

           

           

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          | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 00:49 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
          夏の夜は、草の香りがするパティオで・・・
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            JUGEMテーマ:音楽

             

            サンタクララ旧修道院の回廊で行われた、

            マヌエル・バレンシアのギターコンサート、

            Entre mis manos (この両手の間に)に行ってきました。

             

            会場は、回廊と言っても、簡単にいうとお外です。

             

            古い修道院の中庭の大きな噴水の向こうにステージをしつらえ、

            手前側にアンダルシアらしい椅子とテーブルを並べ、

            そこをウエイター、ウエイトレスが注文されたお酒を運ぶという、

            なんとものどかな夏の野外公演の様子です。

             

            日本で言うと、、、、ちょっとビアガーデンっぽい感じでしょうか。

             

            マヌエル・バレンシアはへレスの出身ということなので、

            どんな骨太のギターを弾くのかと思ったら、

            かなりクラシック寄りの繊細なトレモロを多用した演奏でした。

             

            聴く方も、会場の雰囲気とも相まって、

            真剣にフラメンコギターを聴くというより、

            夏の夜のちょっとしたお出かけ気分になっちゃいますね。

             

            ゆらゆらと乗っていると、へレスらしいカンテさん登場、

            どーんと、ザ・フラメンコを披露、

            そして、今回のゲストバイラオーラのパストーラガルバンの登場で

            ここがビエナル会場だったことを思い出しました。

             

            パストーラは、とっても不思議な衣装を着ていて、

            情報はないんですが、、、、もしかして妊婦さん?

            もともとそんなに細い方ではないとは思いますけど、

            ビエナルのHPに写真が載っているので、

            気になる方は、ぜひご自身の目で確かめて下さい。

            http://www.labienal.com/galeria/  ←こちら

             

             

            フラメンコを学ぶ私達ですから、

            フラメンコの公演となると、ついつい真剣になりすぎます。

             

            本来、コンサートは楽しむ為のもの。

             

            ワインの1杯も頼んで(私はお酒飲みませんが)、

            横にちょっと気になる人にでもいてもらって(あ、それもいないか)、

            そうやって楽しむのが本来のフラメンコの楽しみ方でしたね。

             

            そんな当たり前の事を思い出させてくれ、

            公演疲れも少し忘れる、そんな夏の夜でした。

             

            趣味ぶろ フラメンコ教室ブログランキング  ←フラメンコブログが集まっています。

            | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 00:58 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
            おお? 編集可能なフラメンコって?
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              JUGEMテーマ:アート・デザイン

               

               

              (ai!)FLAMENCO EDITABLE

              ”ああ、編集可能なフラメンコ”という

              現代アートの即売会に行ってきました。

               

              会場は旧サンタクララ修道院の中庭,

              一応ビエナルの関連展示です。

               

               

              こんな風にアーティスト本人がテーブルを出して、

              自分の作品を並べています。

               

              全部で20人くらいでしょうか?

               

              作品のお値段は5ユーロからで、

              売れ筋は10ユーロくらいのもの。

              高くても100ユーロほどの小品が並んでいます。

               

              もっと近くで写真を撮っても大丈夫だったんですが、

              作品が、、、、あのーー、、、、

              えっとおぉおおお。

               

              ちょっとブログには掲載できないものが多くて。

               

              まあ、簡単に言うとフラメンコを題材にした、

              エロエロでグログロな作品が多かったんです。

               

              さーすがスペインの現代アートです。笑

               

              こういう即売会は、スペインでは週末になると、

              わりとよくあっちこっちで開かれていて、

              ぎょっとするようなものすごく激しい作品から、

              おばあちゃまの趣味、みたいなかわいい作品まで、

              お値段もお手頃に豊富にそろっています。

               

              日曜のお散歩ついでにちょっと寄って、

              アーティスト本人との会話を楽しむのも、

              スペイン人らしい週末の過ごし方なんですよ。

               

              私も、お教室に飾っても大丈夫そうな作品を2つ購入。

               

              ひとつは、往年のフラメンコアーティストの写真がコラージュされ、

              広げればポスターに、畳むと小さな本になるもの10ユーロと、

              フラメンコ折り紙なるアイディア作品、5ユーロなり。

               

              フラメンコ折り紙とは、厚紙でできた踊り手さんの体に、

              カラフルな紙でスカートを折って履かせる着せ替え人形です。

               

              折り図とカラフルなプリントの紙が1枚ついていて、

              後は、手持ちの紙でスカートを折って着替えさせるんだそう。

               

              日本に帰ったら、早速スカートを折ってお教室に飾りますね。

               

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              | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 23:17 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
              踊れるカンテ、踊れないカンテ
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                JUGEMテーマ:音楽

                 

                テアトロ・セントラルに Estévez / Paños y Compañía の

                公演 Bailables に行ってきました。

                 

                名前のように、Estévez と Paños の二人が作っている、

                踊りのグループなんですが・・・

                正直、まったく知りませんでした。

                 

                この日、本当は他の公演に行きたかったのですが、

                早々に売り切れてしまい、、、それで、なんとなくこの公演に。

                今回、踊りの公演は少ししか予定になかったので、

                ひとつ増やしたかった、、それだけなんです。

                 

                ところが、上に張り付けた映像を見て頂くとわかるように、

                思いっきりモデルノな舞台でした。

                現代アート大好き、前衛大好物な私にとっては興味津々です♪

                 

                 

                まず、タイトルの  Bailables  ですが・・・

                 

                こちらに留学してすぐ、フラメンコの分類学の授業を受けたんですが、

                各曲種(パロ)を学ぶ際、必ず先生が言うのが、

                そのパロが踊れるかどうか。

                 

                つまり、 Bailables  かどうかなんです。

                 

                最初のフラメンコ学者とも言われるマッチャードの本にも、

                それぞれのカンテが Bailables かどうかの記述がありますよね。

                 

                分類学の学習当時、もう18年も前になりますが、

                踊られていたカンテはかなり限られていました。

                 

                パロで言うと 10〜20 の間、そんな感じです。

                 

                でも、今ではどうでしょう?

                今回のビエナルでも、かなりのパロが踊られています。

                少なくても40種くらいはあるんじゃないでしょうか?

                 

                この公演 Bailables では、このカンテも踊れる、これも踊れると、

                今まで踊れないと思われていたカンテもどんどん踊っていました。

                 

                もう、カンテは Bailables かどうかで

                分ける必要はないのかもしれませんね。

                 

                これ、、、、フラメンコ歌手としてはかなり嬉しい知らせです♪

                特に、日本に関して♪

                 

                日本では、みなさんがご存知のように、踊られるパロしか、

                ほとんど知られてはいません。

                 

                長期間フラメンコに関わっている人でも、

                おどられないパロにも詳しい方は少ないのではないでしょうか?

                 

                でも、、、

                 

                でもですよ、、、

                 

                どのカンテもばりばり踊られるようになったら、

                嫌でもそれらのカンテを知らないで済ませる訳にはいきません。

                 

                スペインのバイレ教室で振付を学んだ場合、その効果は歴然です。

                 

                だって、せっかくスペインで覚えた振付を日本で踊ろうとし場合、

                日本であまり知られていないパロだとしても、

                やっぱり生で歌ってもらって踊りたいでしょ?

                 

                これはいいですよ!!!

                 

                踊りにカンテの珍しい曲種が出てくるたびに

                スペイン人カンテさんを頼むのも大変ですから、

                日本人のカンテ練習生も、今まで以上に多くのパロに興味を持ち、

                多くのパロを学ぶようになりますよね。

                 

                日本人が今まで以上に多くのパロに親しむようになったら!!!

                 

                そうなったら、日本のフラメンコはずっと豊かになるでしょう♪

                 

                さ、みなさん今からでも遅くはないですよ、

                なるべく多くの種類のカンテを聴いて、

                耳をしっかり肥やしておいてくださいね。

                 

                 

                さて、今回の公演に話を戻してっと。

                 

                私は個人的にかなり気に入りました。

                彼らの公演があれば、これからもチケットを買うと思います。

                 

                まず、今回かなり興味深かったのが、カンテさん。

                なんとギターを弾き、ピアノも弾き、どっちも弾き語りもし、

                無伴奏でもどんどん歌い、、、ずっとずっと歌い。

                時々踊り手さんがピアノを弾く以外、

                ずっと一人ぼっちで舞台上のすべての音楽をになっていたんです。

                 

                まだお若いとはいえ、本当にお疲れ様だと思います。

                 

                特に、無伴奏のカンテを歌ったことがある方はおわかりと思いますが、

                伴奏ありのカンテに比べて、実は何倍も疲れるんですよね。

                 

                音程もリズムもなにもかも、たった一人でキープしているので、

                ものすごーーーく気を使うので・・・。

                 

                それを、たぶん今回の公演では、

                少なくても30分間以上無伴奏で歌っていたと思います。

                 

                 

                それから、もうひとつ特筆するべきなのは、

                ぽっちゃりバイラオールのEstévezさん。

                 

                丁度ダイエットをする前のパパイヤ鈴木さんくらいの

                ぽっちゃりボディなんですが、軽やかに踊る踊る。

                もしかするとパパイヤさん以上のキレかもしれません。

                 

                ちょこちょこパルマを叩いたり、合図をだしたり、

                舞台全体のリズムも担っていたと思うのですが、

                私が知っているフラメンコアーティスト達の中でも、

                群をぬいてリズム感がいいんです。

                 

                そんな訳で、もちろんサパティアードも素晴らしくて、

                彼の正確なだけとはちょっと違う、、、、

                なんとも生き生きとしたリズムが、

                舞台をも生かしていたんだと思います。

                 

                他の踊り手さん達も、フラメンコ、ホタ、クラシック、

                コンテンポラリーダンス、などなど、

                様々なダンスを見せてくれるのですが、どれも素晴らしかったです。

                 

                一般的なフラメンコの舞台に比べて、

                無伴奏のカンテを中心にした振付は、

                とにかく練習に時間がかかるものです。

                 

                だって、全員が同じリズムに統一することが出来ませんから。

                 

                今回の公演を見ながら、いったいどれだけ練習したんだろう、

                そんな事をついつい考えてしまいました。

                 

                約2時間の間、誰もひっこまず、音も止まらず、

                全員が正確な位置取りと、完ぺきな踊りと、

                そして魅力的な表現をし続けたんですから。

                 

                すごいなーーー!!!

                 

                こんなグループが育っていたなんて、

                スペインのフラメンコはもう安泰ですね。

                 

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                | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 20:28 | comments(1) | - | - | - | 昨年の記事
                Objetivo flamenco 写真展 第2会場
                0

                  JUGEMテーマ:写真

                   

                  先日、カジノ・デ・エクスポジシオンでみた、

                  Objetivo flamenco 写真展に、第2会場があるというので、

                  旧サンタクララ修道院を改修したスペースに行ってきました。

                   

                  ここは、アラメダ通りのちょっと裏道にあって、

                  もともとはとっても大きい修道院だったようです。

                   

                  現在では、様々な展覧会や講習会、コンサートなども

                  開かれるセビリア市の公共施設になっています。

                   

                   

                  こちらの会場は、また違うカメラマン達の作品ですね。

                   

                   

                  こんな感じの踊りの写真も多いんですが、

                   

                   

                  ちょっとカッコつけているアントニオ・カナーレスとか、

                   

                   

                  お洒落な椅子?に座ってるエストレージャ・モレンテとか、

                   

                   

                  ちょっとゆらゆらしている作品とかもあります。

                   

                   

                  そして、フラメンコ関連の写真展でおなじみの、

                  ギタリストの手も。

                   

                  ビエナル期間ずっと開催されているこの写真展。

                  公演を待つ間に見るのもいいですね。

                   

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                  | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 01:36 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
                  抜群の安定感
                  0

                    JUGEMテーマ:音楽

                     

                    マエストランサ劇場に、ビセンテ・アミーゴのコンサートに

                    行ってきました。

                     

                    ものすごーくシンプルな舞台装置、

                    って椅子が並んでいるだけ、照明も普通、転換も一切なし。

                     

                    そして、超シンプルなメンバー構成、

                    ベース、パーカッション、カンテ、コーラス2人、パルマ、

                    ビセンテとギターがもう一人。

                     

                    1曲終わるごとに、ビセンテがちょこっと話してお客が笑って、

                    ビセンテがぽろぽろとひきはじめ、いつのまにか曲に入る。

                     

                    それをたんたんと繰り返しているだけ。

                     

                    、、、確かに、それ以外は必要ないですね。

                     

                    来月新しいCDをリリースするそうなので、

                    興味のある方はぜひ買いましょう。

                     

                     

                    コンサートに関しては、いい意味で特にいう事がないのですが、

                    今回の、そのシンプルすぎるコンサートを支えたのが、

                    少なくともフラメンコに関しては世界一と言われている、

                    マエストランサ劇場の音響スタッフなので、ちょっとその辺りを。

                     

                    マエストランサの音響は、スペインをはじめ、世界中の劇場から

                    フラメンコの音響を学びに来る人があとを絶たないことでも知られ、

                    2000人規模の大劇場にもかかわらず、

                    なんともすっきりとした音を作り出します。

                     

                    フラメンコの音響の難しさは、いかにして余計な音をカットするか。

                     

                    閉鎖された空間ではどうしても自然についてしまう残響音を、

                    逆位相の音をぶつけて消しているそうなんですが、

                    私の耳に届いた音は、ひとつひとつの楽器の音が、

                    まるで広い草原で聞いているようにすっきりと独立し、

                    かつ絶妙のバランスで粒だっていました。

                     

                    マエストランサ劇場で行われるバイレの公演でも、

                    どんなに細かいサパティアード(靴音を立てる踊り)を踏んでも、

                    すべての音がつぶれてしまうことなく粒だって、

                    バックの音ともすっきりと調和して聞こえてきます。

                     

                    これ、口で言うのは簡単なんですけど、

                    ものすごく高い技術だそうで、こういう音響さんの頑張りも、

                    セビージャのフラメンコのクオリティを守っているんですよね。

                     

                    マエストランサで見た公演と、同じ演目の公演を日本で見ると、

                    音に関しては、残念ながらまだまだ差があると言わざるを得ません。

                     

                    語学というハードルがあるのはわかるのですが、

                    マエストランサの音響さんは英語も達者なので、

                    ぜひ一度学びに行ってみてはいかがでしょうか?

                     

                    もちろん、オペラなどクラシックの音響もすばらしいですよ。

                     

                    (実は、留学時代、フラメンコ芸術学院にマエストランサの音響さんが

                     来てくれて、希望者を対象に講習会が開かれ、私も参加しました。

                     日本人は私の他にまだ誰も参加してないと聞きます。

                     もったいなーーーーい。)

                     

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                    | 2016セビージャ、ビエナルフラメンコ | 01:11 | comments(0) | - | - | - | 昨年の記事
                    魚のかおりに誘われて。
                    0

                      JUGEMテーマ:音楽

                       

                      セビージャの街中でも、特に古くからある市場として、

                      観光地図にも載っているフェリア通りの公設市場です。

                       

                      入口においてあるこの黒いBのマークは、

                      ここで今からビエナルのイベントがあるしるし。

                       

                      実ははりぼてでそんなに重さもないので、移動が便利みたい。

                      ビエナル委員会も、いいものを考えましたね。

                       

                       

                      市場に入ると、生魚を扱う建物と、

                      野菜、果物、パンなどを扱う建物があって、

                      その間のちょっとしたスペースでイベントがあるようです。

                       

                       

                      イベント開始を待つ人の間をぬって、

                      カートを押す人が仕事をしています。

                       

                       

                      おお、なんか不思議な人たちが出てきましたよ。

                      本日の演目はAlberto Cortés & Col∙lectiu LOOPA! による

                      VIVA LA GUERRA. Postverdiales

                      (戦争万歳、ベルディアーレスの後)というタイトルです。

                       

                       

                      バイオリンひとり、ギター1人、

                      そしてやけに身体能力の高い女性の踊り手2人、

                      奥の傘に入っている背の高い男性1人の総勢5人。

                       

                       

                      ベルディアーレスっぽい?音楽にのせて踊りまくります。

                      (出演者たちはマラガの出身、ベルディアーレスは

                      マラガを代表する民謡です。

                      そこから派生した同じ名前のカンテもありますね。)

                       

                       

                      と思ったら、なにか叫び始めました。

                      ご自身の経歴のようですが、かなりのキャリアのある

                      バイラオーラさんみたいですね。

                       

                       

                      それぞれ経歴を叫んだあとで、

                      なぜかベルディアーレスも歌い(叫び?)ます。

                       

                       

                      そして、叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。

                       

                       

                      私の目の前30cmでも叫ぶ。

                       

                      マイクが彼女たちの声を拾って何重にも増幅させたので、

                      市場内は耳をつんざく大音量に。

                       

                       

                      最後には、観客を巻き込んでホタを踊って、

                      (ホタはスペイン民謡を踊るときの典型的な踊り方。

                      マラガでは今でもベルディアーレスを踊る習慣があります。)

                       

                       

                      旗を持って出てきたお兄さんと、観客みんなで

                      戦争万歳と叫んで終了です。

                       

                       

                       

                      えっと、、、すごかったです。

                      こんなにエネルギッシュな作品をみたのははじめてかも。

                       

                      これが無料で、街の市場を使ったイベントとは、、、、

                       

                         ビエナル恐るべし。

                       

                      ビエナルの公式ページによると、

                      ”私たちは大丈夫だって言われてきたのに、結局、今なにも持ってない。”

                      という怒りを叫んでいるんだそう。

                       

                      何も持たないことを象徴して、

                      衣装はあえてキッチュな仕立てにしているとも。

                       

                      えっと、、、もうちょっと落ち着いたら、

                      もう一度ゆっくり解説を読んでみようと思いますが、

                       

                      とにかく、、、、すっごかったああああああ!!!

                       

                       

                      帰りに市場内の果物屋さんでバナナを買ったんですが、

                      お店の人達もありがとうのかわりに

                      <戦争万歳!>と半分笑いながら叫んでいました。

                      当分、この市場内で流行しそうです。

                       

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